【感想】がまだせ! ルーミアくん!【処庶所フロンティア】
『がまだせ! ルーミアくん!』
第5回想七日(2017年7月)発行。
お茶さんのルーミアくんすけべ本です。「がまだせ」とは「がんばれ」という意味だそうですね。お茶さんの描くルーミアちゃんはふわふわ可愛く、時に妖しくというイメージでしたが、今回の姉ルーミアちゃんはひどい(褒め言葉)。
失礼な話ですが、この本を手にするまでキャラのショタ化などに関心がありませんでした。しかしツイッターのTLに流れてきた宣伝で、ルーミアくんが村人おじさんにキスされているコマを見て、不覚にもドキっとしました。衝撃的過ぎて当日は既刊も全部頂きました。
それまで興味がなくても作中での描写(ルーミアくんが村人おじさんに無遠慮なキスをされている)が見られる、それで購入を決める人もいるんだと身をもって感じました。サンプルって大事ですね。おじさんに感謝。
ルーミアくんが可愛いです。ルーミアちゃんの分身のということですが、髪型や短パンといったわかりやすい変化の他に、ほそっこい少年の体つきも特徴ですね。後やたら不憫。私自身姉がいますが、流石に体を売らされたことはないです。あってたまるか。
ルーミアくんシリーズの過去作は読んでいないのですが、前回も悲惨な目にあったようで。今回はルーミアくんが狭い部屋で文字通り次から次へと犯される。ひどい。しかも別室のルーミアちゃんの実況がやたら辛辣なのと、度々主張してくる「たのしく暮らしてます♡」で笑ってしまう。
そして2番目の村人さん好き。美形な射命丸君の次ということもありますが、無遠慮な巨漢モブな感じが際立っています。体格差というのは良いですね。村人おじさんの大きく無骨な手に頭を掴まれたら、華奢なルーミアくんはもう勝てないじゃないですか…。万力で固定されてるようなものです。おじさんのべろちゅーから逃れられないのです。
かと思えば、拒否されてシュンとしてるおじさん可愛い。気持ちいいと言われてちょっとびっくりしてるおじさんも可愛い。すっきりしたらさっさと帰るのも好き。
解説席の反応が面白いです。お菓子を食べながら弟の初体験(尻)を友人と見物するルーミアちゃんという図がもう面白すぎる。村人おじさんに掘られるルーミアくんを見てそれぞれ反応が違う三人も可愛いです。引き気味さとりんがツボる。
最初は外人4コマみたいな反応してたのに段々飽きてくるさとりんも好き。なんで最初あんなに楽しそうだったんですかねさとりさん。
面白かったですが、これからもルーミアくんの受難は続くんですかね…(弟仲間による同情)。でもまぁルーミアくんは可愛いので、気軽に売られてほしい気持ちもないではないですね!