【感想】遊星だより【筆鍋】
『遊星だより』
COMITIA120(2017年春)発行。
筆禍さんのオリジナル漫画です。
オリジナルというジャンルは作家さんのファンであるか、見つけたものをフィーリングで買うのどちらかが多いのではないでしょうか。今回は両方です。
このブログを始めた時から、筆禍さんの漫画の感想第一号として『巨大不明フレンズジャパリパークに現る!!』の記事を書くつもりでした。筆禍さんを知ったきっかけですし、特撮&けもフレ好きとして衝撃的な作品でしたので。
しかし例大祭のカタログを探していてメロンの通販をふらふら見てたら、表紙とサンプルにツボをバキューンされてしまいました。自分のツボと筆禍さんの漫画のベストマッチとか買うしかない……と衝動的に購入。カタログは買い忘れました。
マイペースキャラと常識人キャラのギャグ漫画はハズレないですねぇ…。天然に囲まれたまーくんのテンポ良いツッコミが心地よい。
そしておにロリ。おにロリ大好きです。自称19歳だけど。このマスコットみたいなキャラがメインヒロインを張るのがまた良いんです。
ひょんなことから自称恋人の女の子と一つ屋根の下で暮らすことになるお話ですね(誤解を招く説明)。ギャグ漫画であり、全3話ということもありますが、まーくんが一向にデレる気配がない。ソラちゃんは全く気にせず恋人だと主張してますが、その自信が一周回って好き。
天然なお姉さんも可愛いです。どう見ても幼女な宇宙人が弟の恋人になっていても、全く動じない。服も可愛いですねー。そしてさりげにお父さんも天然。まーくんしか常識人がいないのに、そのまーくんも割とちょろ……お人好しです。この一家いい人しかいない。
そして何よりソラちゃんがほんと可愛いです。外堀埋め系ちびっこほんと好き。服装は宇宙服なデザインなんですが、もこもこしてたり手がミトンみたくなってるのが可愛い。そしてまーくん大好きなのが良いですね……多少冷たくされても全くブレないその気持ち。愛の力(?)でフラットウッズさん(仮称)に勝利した時のドヤ顔も、めっちゃ可愛くて好きです。
フラットウッズさん(仮称)との喧嘩の話も面白いですね。こういうすれ違いネタ大好きです。そして宇宙人ローカルなネタだけ通じ合うの好き。しかし彼女は一体……裏表紙がメン・イン・ブラックのパロになってますが、人間に化けてるエイリアンが実はたくさんいますよ、という話だったのかもしれない。多分違う。
衝動買いして予想通りめっちゃ面白かった本ですが、続編の予定はないとのこと。ぐぬぬ! いつかふわっと筆禍さんの気が変わるのを待ちましょう!
あっ、これで約1100文字か(ofuse)。