東方想七日
感傷的になってしまったのでいろいろ思い出しながら長文自分語りです。
2019年7月7日、ルーミアオンリーイベント「東方想七日」が第七回を以て終了しました。7ばっかり。
私にとって想七日はとても思い入れのあるイベントでした。
7年前の2013年、友人に連れられ博麗神社例大祭で同人イベントデビューを果たした私は、そこでルーミアオンリーイベントが開催されることを知りました。なみさん、じゃがばたさん、こうささん、青こじさん、魔…マムルさんなど、たくさんの絵描きさんによって既にずぶずぶにルーミア沼に落とされていた私は、東京への初めての一人旅を決意しました。
予約した深夜バスに乗り込み、AM6:00の新宿駅近くのマクドナルドで時間を潰し、スマフォもなく事前に印刷した地図でたどり着いた、ビックサイトと比べて狭い(当たり前)綿商会館の一室。すし詰めのスペースを見て、オンリーイベントとはこういうものかという妙な感動がありました。ここにいる人たち、みんなルーミアちゃん好きなんだなぁと。
待機列の先頭となり、ルーミアちゃんの描かれた抽選券をもらいます。抽選の結果はなんと1番でした。
第一回東方想七日一般入場一人目…だったと思う pic.twitter.com/sH662XEKOe
— 冷凍 (@rate_kansoAKA) July 15, 2017
初めてのオンリーイベント。「○○さんって実在したんだ…」という感覚を例大祭以上に感じました。アフターも満喫し、最高のイベントとなりました。
その後も第二回、第三回…と参加を重ねました。就活などで都合がつかず、例大祭や紅楼夢はパスしても、想七日だけは絶対に行くようにしていました。ツイッターを始めたりスマフォを買ったりして、もっともっとサークルさんや彼らが発信する魅力を知ることができました。
頒布物のことで悩む作家さんに勇気を出してエールを送ったり。
「ここの店が美味しいよ!」というツイートを見て浅草観光したり。
等身大POPの写真をバシャバシャ撮りまくったり。
手繋ぎ紙袋の可愛さと利便性に感激したり。
憧れの作家さんにフォロー返されてビビリまくったり。
TLに流れてきた本のサンプルを見てその人の作品を全買いしたり。
逆に突発的に買った本から作家さんのファンになったり。
幼魔夜行と合わせて年に2回もキャラオンリーがあるのが誇らしかったり。
公式アクリルスタンドが瞬殺で買えなくて悔しかったり。
「○○さんこのお菓子好きだったな」と思い返しながら差し入れを買うのが楽しかったり。
買い物タイムが終わってサークル主さんとまったり話したり。
アフターのスクワット大会…もといじゃんけん大会で勝ったり、負けたり。
感想アカウントを作って沢山の人に好きを伝えたり。
想七日が第七回で終わるのは、なんとなく察していました。主催の事情や五輪のことを抜きにしても…なんというか、同人に手を回す余裕がなくなった人を多く感じたのです。
しかし今回、多くのサークルさんが参加しました。一般参加者も雨の中多く来ていましたね。「他のイベントならともかく、想七日だから」「記念すべき第七回だから」という人もいたと思います。私自身、本来は第七回は都合がつかなかったのですが、地獄の執念で参加しました。もし駄目だったら会社を大紅蓮地獄に変えていた。
七夕に始まり、七夕に七年の幕を閉じた想七日。キリもよく、ここで終わらせたのは英断だとも思います。
でもやっぱり寂しいですね。寂しいですよ。来年はもう想七日ないんだと思うと。
そんな中での第4183回のサークル通行証はくすっとしました。ありがとう。
想七日を支えてきた準備会の皆様、サークルさん方、一般参加者の方々。
ルーミアちゃんが大好きで大好きで大好きな皆様。
今まで、本当にありがとうございました。