塵一粒

同人誌やイラストの感想とか雑記とか。同人感想は作者さん向け。

【感想】君は俺のコス売り子(ルーミア)【とんずら道中】

『君は俺のコス売り子(ルーミア)』

コミックマーケット94(2018年夏)発行。

『君は俺のコス売り子(ルーミア) 妊』

第十六回博麗神社例大祭(2019年春)発行。

かざわ@4日目南ホ-36b (@kazawa_second) | Twitter

 

 かざわさんのルーミアちゃん本……否、ルーミアちゃんコスの女の子との凌辱本です。凌辱本。表紙の虚ろな目をしたルーミアちゃんでワクワクが止まりません。

 

 

 去年の3月頃ですね。ツイッターしてたらRTで「夏コミでこんな内容の本を書きます」という文と共にルーミアコス売り子の絵が回ってきて、それがかざわさんを知ったきっかけでした。とても待ちわびた本、いざ読んでみると予想以上のものでした。

 

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『君は俺のコス売り子(ルーミア)』

 気弱な少女の弱みを握って、というシチュ大好きです。そしてやらせることがオフパコなのですから猶更誰かに相談することもできず、ずぶずぶ泥沼にはまっていくのがたまらないですね。

 一般参加者に本を渡してるコマの笑顔すき。売り子に専念してる時は忘れることができていたのか、「噂」と聞いただけでドキっとしてしまうルーミアちゃん可愛い。隣のサークル主との体格差もわかって良いですねぇ…。

 

 そして場面変わってイベント後のホテル。話が早い。

 コス前の姿もめっちゃ可愛いんですよねこの子…。先端だけ咥えたり、乗り気じゃないしゃぶり方が良き良き。行為中のなでなですき。

 えっち前のキス大好きなんですが、この怖気が走るような嫌悪感のあるキスが良いですね…肩を抱かれ太ももを撫でられながらのねっとりキス…。そしてコスえっちだから相手が着衣なのは当然なんですが、竿役だけパンツ一丁になってるのがせっかちみたいで笑う。と思いきや「我慢出来ない」と言われて押し倒されるコス売り子ちゃん。やっぱりせっかちじゃないの。挿入前に亀頭を押し当てるの好きです。

 また、両手で脚を掴んで押し倒したり、細い手首を掴んだり、少女と竿役の体格差の魅せ方に拘りを感じます。竿役の方はそのガタイの良さから、ちょっと体重をかけるだけで少女の動きを封じてしまえるでしょう。痛みを感じるくらいの握力や行為の強引さは、秘め事をバラされてしまうこととは別に少女に恐怖感を与えているのではないでしょうか。乱暴にされてるときの少女の苦しそうな表情すき。

 

 そしてこの本最大の見せ場。「この台詞を言わせたいためにこの本を描いた」ってかざわさんも言っていた気がする。

 アングルも凝ってるのがすき。懇願するシーン、挿入られたまま震える脚とかいいですよね…。そしてがっしと華奢な身体を抱え込まれ、口を塞がれて問答無用に中に出されるのがたまらない。全部出し切るまで押し付けているのもあって、絶対逃がさないという本能的なものを感じる。まぁ、スイッチ入れちゃったのはコス売り子ちゃんだし、仕方ないですよね。

 ずるずるっと引き抜かれるシーンからの脱力もどすけべで良いですね良いですね。溢れた精液がぽたぽた落ちるのも好き。声を出すことも涙をぬぐうこともできず、ただただ息を整えて絶望の余韻に浸るしかない……いい。確定受精演出すき。

 

 さて、大満足な一冊でしたが、ここで違和感。前述のとおり2018年3月にかざわさんを知り、直後の例大祭で置かれていた本全て一冊ずつ頂いたのですが、それらを読んでかざわさんの本によくある要素が足りないのです。そしてその答えはあとがきにありました。
 幼女と結婚できる世界観でもなければ、社会から外れた妖怪だからOKという理論でもない。小学校に通う女の子のお腹を大きくするにあたって、かざわさんが一体どんな結末を用意してくれるのか。期待で胸とかが膨らみました。


『君は俺のコス売り子(ルーミア) 妊』

 これが答えだ(妊)。

 導入で一抹の希望を与えられ、それを奪われる。やはり目からハイライトが消える瞬間とは美しいものですね。

 ホテルに入っても塩対応ですが、しごきのテクは何気なく上達している。両手で包んだナニの大きさで、コス売り子ちゃんの手の小ささがわかるのすきです。竿役を喜ばせないようマグロに徹していますが、中に出されている時にシーツを掴む手が震えてるのもすき。

 そして妊娠という更なる絶望を突きつけられ、感情がぼろぼろになってるところを重ねて凌辱するの凄まじいシーンですよね。頭をシーツに押さえつけながら入れるの良き。前話でも泣くコス売り子ちゃんを好き放題していたのは同じですが、拒否り方が比ではない。妊娠への恐怖と絶望を受け入れる間もなく嫌悪の対象である竿役に無慈悲に犯されるシーンは作者さんの性癖だだ洩れですね。キスの時の(ぞわぁ)すき。組み敷いた竿役との体格差が明確でまたツボに刺さる。最後、静かに泣くコス売り子ちゃん…こういう泣き方良いですよね。汚物を溢れさせながらだらしなく開いた股を隠す余裕もなく、泣き顔だけは見られまいとする少女が健気でドキドキしてしまう。

 

 そしてボテ腹END。もはやまともな意識があるかどうかもわからない虚ろな顔が良い。竿役、妊娠が隠せなくなってきたらあっさり捨てるかと思ったら、誘拐までして手元に置くなんて、結構愛着があるんですねぇ。まぁ、小学生なんて手に入らんしな…最後まで突っ込んでるし…。

 最初にイベントスタッフの警察官のお兄さんを出していたのも、これが法治社会の中にある物語ということを再認識させており、このシーンに繋がりますね。アレです、穏やかな日常ちっくな少女のイラストに防犯ブザーが描かれていると、この世界もそれが必要になる事案があるんだなぁとワクワクしてしまう現象に通じるものがある。

 

 ルーミアちゃん…コスの、何の変哲もない現代の小学生女児を脅して蹂躙してめちゃくちゃにする今回の本。今までとは若干毛色が違う本でしたが、やはりというべきか流石というべきか。素敵な本をありがとうございました。