塵一粒

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【感想】好きなあの娘に眼鏡をかけたくて【狐鈴道】

好きなあの娘に眼鏡をかけたくて

第13回東方紅楼夢(2017年秋)発行。

 霧介さんのルーミアちゃんイラスト本です。タイトルと表紙の通り眼鏡ルーミアちゃん本なのですが、気合の入りようが凄い。冒頭から眼鏡のパーツ解説が入るとは思わなかった。眼鏡沼に引きずり込む用意ができている。

 

 2ページ目から本格的に仕草やシチュエーション毎のイラスト紹介に入るのですが、その量もすごい。多いページでは、ルーミアちゃん6人のイラストが1ページに載っています。しかもフルカラー。すごく贅沢。

 推したいポイントが、シチュ毎の作者コメント。霧介さんの眼鏡に対する熱い思いが伝わってきます。読んでる身としても「わかる」「それ好き」の連続。私自身裸眼な上身の周りにも眼鏡女子が多くなかったため、眼鏡に関するあれこれに疎かったのですが、そんな眼鏡初心者にも優しい本になっています。

 個人的に、こういう作者コメント付きのイラスト集大好きなんですよね。イラストの好きな部分や拘りを語るのはもちろん、影響を受けたものだとかどういう時に描いたイラストだとか、そういうコメントを見ると作者さんが近く感じるのです。

 

 特に好きなものを挙げると、しぐさでは上目遣いですねー。眼鏡なしでも魅力的な仕草ではありますが、また別種の破壊力があります。眼鏡越しだったりちょっぴり眼鏡をずらしたり。

 また制服好きなのもありますが、キャラとしては学生が好きですね。博士タイプルーミアちゃんが良い表情してるー。そしてカーディガンの袖とはなぜあんなにも可愛いのか。

 メイドルーミアちゃんも可愛い。確かに角眼鏡は真面目、しっかり者のイメージありますね。このタイプ好きですね……きりっとした感じが。

 白スーツ怪盗は雰囲気が一変してかっこいい。それに片眼鏡(モノクルっていうんですね)とマントは浪漫がある。

 そしてあとがきも本編。語り尽くせなかった拘りが滲み出ている。

 

 作者の好きなもの・ことを本にして紹介する。まさに同人誌という感じですね。全く知らないものだと入り込めないこともありますが、作者さんが楽しそうに書いてるのが伝わってくると、それだけで同じように楽しい気分になります。

 その点で、こういう本がもっと見たい! と思わせるようなイラスト集でした。